インターン感想

<20代女性 大学2年生>

きっかけ  
以前からボランティア活動に興味があり、中学生の時には公園清掃のボランティア、高校生の時には東日本大震災被災地訪問ボランティアを行いました。そこで、大学ではボランティアを積極的に行いと考えていたため、大学で社会参加実習の授業を受講しました。中学生の時にアフリカの子どもたちとテレビ電話をする機会があり、その地域について学んでいく上で、海外の教育支援に関わりたいという思いが強くなっていきました。国際協力ボランティアに興味はあったのですが、中々機会がなく、思いだけで動くことが出来ずにいました。また、新型コロナウイルス感染拡大の影響で国際協力ボランティアが難しい状況にある中だったので有難い機会であり、こちらでぜひボランティア活動をさせていただきたいと思いました。

活動内容  
ボランティア活動のあるべき姿をはじめとし、発展途上国の今、SDGsについての学習、平和学習など、様々な学習活動を行いました。今まで、このような学習で自分の考えを持ったり、共有したりという機会は少なく、深い学びが出来たと感じています。また、学習活動を通して、自分の知識がいかに浅いかを身に染みて感じました。小学校の存在意義や世界の貧困者数、ストリートチルドレンの現実など、自分の知らない世界の現実を突きつけられ、もっと世界について目を向け、知っていかなければいけないと強く感じました。学習活動の一環として高校生のミャンマー勉強会にも参加させていただきました。そこでは、高校生の探求心や発表技術に刺激を受け、貴重な経験となりました。 フェアトレード品の検品作業、値付け作業にも関わらせていただきました。一つ一つ手作りだからこその良さがあると同時に、糸のはみ出しであったり、チャックの開き具合など、不備がないかの確認は重要であり、一つ一つ丁寧に検品する必要があると実感しました。また、このクオリティのものが手作りなのかと驚いたと同時に、デザイン性があってかわいいものが多く、もっと多くの人にフェアトレード品を知ってもらいたいと強く感じました。

感想 (身についたこと成長できたこと) 
ボランティア活動に参加する以前には想像していなかったくらい深い学びをさせていただきました。ボランティア同士で自分の考えを共有し合ったり、スタッフの方々から知識をいただいて学習を重ねていくことで、自分の考えを持つことの大切さや自分の考えを表現することの大切さに気づかされました。学習活動を通して、知識が身についたと同時に、自発的に考える力が身についたように感じます。また、国際協力に関して実際の国際協力団体の方々からこんなに沢山のことを学べる機会は貴重なことであり、リアルな世界の情勢について知ることが出来ました。フェアトレード品では、買う機会はありますが、フェアトレード品の検品や値付け作業をさせていただける機会はそうはないので、とても貴重な経験をさせていただきました。 五日間という短い時間でしたが、沢山の学びをさせていただきました。自分が以前から興味のある国際協力に関して、実際に国際協力団体でボランティア活動をさせていただけることは貴重な経験であり、自分が将来どのように国際協力に関わっていけるのかを考えていくきっかけとなりました。知識だけではなく、自発性、パワーポイントやプレゼンスキルなど、社会人になるうえで欠かせない能力も身につけられたように感じます。充実した五日間を本当にありがとうございました。

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